U61W タウンボックス Nランプ点滅 3速固定

ATのオーバーホールが終わって試運転で、調子良く走ってたのですが、

突然 Nランプが点滅して フェールセーフになりました。
3速固定ですが、 2速レンジにすると2速固定になります。
フェールセーフでもシフトソレノイドバルブ系は3速固定で2速には入りません。
2速が使えるのは プレッシャーコントロールソレノイドバルブとか パルスセンサー
と 変速完了せずのエラーが入った時です。
ダイアグを見てみると 「2速、4速 変速完了せず」 でした。
しばらく車を止めてると直ります。 普通に走れてシフトも順調です。
少し温まると Nランプ点滅になります。
とりあえずパルスセンサー(パルスゼネレーター)を交換してみたら直りました。 
直ったのはいいのですが、 悪い方のパルスセンサーのどこが悪いのか調べないと
気持ち悪いです。 症状の出てる時の抵抗値は正常です。
ハンディオシロで波形を見てみます。 リフトアップしてDレンジでスロットル固定して
ATを温めます。 ATケース表面で70度くらいあるので油温は80度くらいです。

 
パルスセンサーから分岐のカプラーを付けます。

車の下で ノートパソコンと繋ぎます。

アクセルを固定します。

パルスセンサーAもBも 波形は綺麗です。 しばらく観測しましたが乱れはありません。

ダイアグカプラーにOBDⅡの情報を Bluetooth でスマホに飛ばせる ELM327を
付けてます。 これは1000円代で買えるすぐれものです。
タウンボックスは平成14年くらいからOBDⅡが使えるようになってます。
しかしエンジン関係だけで ATはOBDⅡでは見れません。 平成14年以前のタウンボックスは ダイアグショートで チェックランプの点滅回数でダイアグが読めましたが平成14年以降は廃止されました。 
4速で時速66kmでパルスセンサーAは信号無しで正常です。 2ndブレーキがドラムを
止めてるので静止状態です。
ところが時々変な波形が出ます。 これをECUはドラムが動いてると判断してフェールセーフになったのかもしれません。  平成15年くらいでパルスセンサーは2本線から
3本線に変更になってます。  ホール素子タイプに変更になったらしいです。
やはり問題が多かったのでしょうね。

これはパルスゼネレーターAとBのタウンボックス前期型の波形です。
前期は三角型のパルスです。後期のホール素子のセンサーは矩形波に
なります。 AとBを2CHで同時に見るとアースがつながってるのでしばらくすると
ダイアグエラーになって3速固定になってしまいます。 1CHずつ見た方がいいです。

アースどうしでショートさせなくするには片方のアースをつなげずに見ます。
しかし波形は綺麗には出ません。

H58Aパジェロミニのパルスセンサーです。 センサーBの抵抗値が変です。
オシロで見て見ます。   センサーBはダイアグには出にくいです。

センサーAの波形 500mv/d 1sec/d で 金属をセンサの前で動かしてみます。
正常な波形です。

センサーBです。 つないだ途端、変な波形になりました。  

パジェロミニのセンサーを交換が簡単なタウンボックスに付けてテストしてみます。
カプラーはパジェロミニとタウンボックスはオスとメスが逆なので変換カプラーで
つなぎます。 MUT3 で見てみると、 1速でインプット回転軸の信号が出てません。
時々思い出したように出てきます。  ショートや断線でないのでダイアグエラーは
出ません。  マニュアルではパルスBの値に変速比を掛けた値がパルスAと一致しない
時はコード53が出ることになってますが、今回は出ませんでした。
コード53が4回出ると3速固定のフェールセーフになるみたいです。

ATF油温が60℃くらいになると正常な信号が出ました。 変速も正常にします。
電子部品の特定の条件でだけ不具合が出るのは難儀ですね。

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