タウンボックス U62W 介護車 リフト車 ハーティラン braun社 Rollstop cylinder

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タウンボックス 車いすリフト車 ハーティラン  最近 ロールストップシリンダーから

オイル漏れが酷くなってきました。
ロールストップは車いすをリフトした時に落ちないように車止めが自動でフラップするようになっています。   母親の通院に使ったり重たい荷物を積んだり結構役にたってます。
 
 
 
 
 
 
 
このシリンダーは車止めの板をフラップさせるだけなので特に重要でもなさそうです。
新品を買うと8万円です。 アメリカ製なのでebeyで探すと4万円くらいで有りましたが
今回は交換せずにシリンダーを取り外して手動式にします。
 
 
 
 
 
 
シリンダーは簡単に外れます。 問題は油圧を止めないといけないので
どこで止めるか考えました。
 
 
ホースとシリンダーの所で止めるかポンプから出たところで止めるかです。
もしシリンダーを後日買った場合を考えてシリンダーとホースの所で止めることにします。
リフトのシリンダーもロールストップ板のシリンダーも同じ油圧がかかっています。
上げる時は小さい負荷のシリンダーが先に動く仕組みです。 下げた時はロールストップ板シリンダーのロッドに付いてるスプリングの力でロールストップ板が降ります。
油圧回路としてはロールストップ板のシリンダーを取り外しても問題ないです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ポンプから出た所で止めるなら左のNPT1/4 ブラインドプラグで止めれます。
油圧ホースは 7/16-20 JIC 37° Male
シリンダーへの接続は9/16-18, SAE O-Ring Male
ホースから90°エルボーで 9/16-18 UNFになってるので そこで止めます。
UNFはテーパーネジでなくてOリング付きです。  真ん中のアダプターで
R3/8に変換して 右のブラインドキャップで止めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
リフトの下に角材で置きます。
 
 
 
 
 
 
 
リリーフバルブを開けてシリンダーの油圧を抜きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
シリンダーを取り外します。
 
 
 
 
 
 
 
 
アダプターで油圧を止めます。
 
 
 
 
 
 
シリンダーを外してホースはタイバンドで固定しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ロールストップ板は手で動かさないといけませんがオイル漏れが無くなったので安心です。 プラットホームが地面に付くとロックが解除されてロールストップ板が動かせます。
上げる時はプラットホームを少し浮かしてロールストップ板を手で上げながらロックします。
 
 







ABSセンサー交換


ABSランプが点いたのでダイアグを見るとフロント右のセンサー不良と出ました。  フロント右だけ車速をひろってません。




このセンサーは新品だと2万5千円です。 部品どり用のハブがあったのでそれからセンサーを取り出して交換することにしました。






ABSセンサーってたいがい固着してるんですね。 破壊して外します。
部品取り用のハブから外すのは壊すわけにはいかないので慎重に外します。





部品取り用のハブのも固着しています。 





ハブを外します。





センサーを引っこ抜くと壊れるので裏から押し出すように取り出しました。
交換して車速を拾ってることを確認しました。






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最近エンジンからコンコンコンと音がしていました。 点検してみるとクランクプーリーのACベルトのかかってる部分だけ振れてました。 ACベルトを外すと直ったのでクランクプーリーを交換します。






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ミニキャブ、タウンボックスのクランクプーリーのボルトを外すのはインパクトが入らないのでプーリーの回り止め工具が必要です。 セルモーターで緩める方法も有りますが今回はセルでは緩みませんでした。どうせ規定トルクで締める時に回り止め工具は必要です。





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端材のパイプに切り込みを入れて棒を溶接してるだけですが、結構役に立ってます。





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右側が振れてたプーリーです。 トーショナルダンパーから外れてしまってました。 左側の手持ちのプーリーと交換します。 遠出しててなったら困りますよね。今回は早く気が付いて良かったです。






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ちなみにインパクトでクランクプーリーボルトを緩めれるか試してみました。 1/2のユニバーサルジョイントを付けてこのくらいの角度になります。非常に固く締まってるボルトは無理そうです。フルパワーでやるとジョイントが壊れそうです。





りアゲート 錆びて閉まらない 修理

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りアゲートは下側にも付いていてバンパーを下げてからリフトを出します。 その下側のゲートがきちんと閉まらなくなってました。 よく見ると右側のゲートを閉めたときに固定するストライカーが錆びてぐらぐらになってます。





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鉄板にストライカーが溶接されてますが、鉄板が錆びてぼろぼろなのでストライカーが外れかけてます。
下側ゲートが閉まらないと上部のリアゲートも固定できません。





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錆びてる部分をできるだけ取り去りました。 これに鉄板とストライカーを取り付けます。





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Lアングルを溶接して土台にします。 この場所はパネルが2枚重なってその裏には補強のアングルが入っています。
表の薄いパネルに溶接しても弱いのでプラグ溶接で穴の中を溶かして裏のアングルまで溶接します。





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この土台に鉄板とストライカーを溶接します。 





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先に鉄板にストライカーを溶接してから鉄板を取り付けます。 後からだとストライカーの裏側の溶接ができません。




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これでリアゲートが閉まるようになりました。 









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錆転換材を塗りました。 右側は完了ですが左側も錆びてきてるのでそのうち左側もやらないといけません。
下部ゲートが外せれば作業がやりやすいのですがヒンジが外れませんでした。 M8のボルト4本で付いてますが
ソケットが入らないのでスパナで緩めようとしましたが無理でした。





リヤ 補助席シート 補修

リアに介助人が座る補助席が有りますがシートが破れて中のウレタンが出てきて汚いので補修します。





底面のプラスチックカバーはビス2本で外れましたが、奥のビス2本が外しにくいのでシートごと外すことにしました。





シートの皮を外そうとしたらシートを切るか背もたれを外すかしないと抜けません。 シート皮は使うので切りたくないですから背もたれを外すことにします。 ヒンジのカシメリベットを外すか溶接を外すかなのですが溶接を外した方が元に戻すのが楽そうなので溶接をサンダーで切って外しました。





これで座面のシート皮が外れました。 





リッパーで縫い目を切り破れてるパーツを外しました。 糸は8番くらいの太さで縫製されてました。




折り目をアイロンで伸ばして生地に白ペンで写して切り取ります。





先日直した上下送りミシン 三菱DY-359 で縫います。 ミシン修理後の初仕事です。 




低速プーリーでサーボモーターを最低にすると角のややこしい部分もなんとか出来ました。





裏のボードにステープラーで留めます。やわらかいボードなのでハンドステープラーでも出来ますが、狭い部分は届かないのでエアーステープラーが便利でした。





なんとか座面ができました。 





外した背もたれ部を取り付けます。 スパッタが飛ばないように養生します。





次回また補修する時に外しやすいように溶接しました。 そんなに強度は要らないと思います。最悪外れても後ろはリフトのフレームが有るので後ろに転げることは無いです。





これでウレタンの粉が飛び散ることが無くなりました。




6年前に中古で買った車ですが、買った時から破れてました。なぜシートが破れるか考えてみたらシートを出してる時に車いすと接触するのかもしれません。私が母親を病院に連れていくだけなので補助席は使ったことが無かったから気が付きませんでした。補助席を使う場合は保護用のシートを被せた方がいいですね。


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