ハイゼットトラック S210P 平成17年式 オーバーヒート

ハイゼットトラック S210P 平成17年式 オーバーヒートでリザーブタンクが噴いてます。エンジンを冷やした後でもエンジンをかけるとリザーブタンクに泡が勢いよく出てきます。点火プラグを外してスターターを回すと2番3番のプラグの穴から水が飛び出して来ました。
ラジエターを加圧してみましたがキャップの所で圧が漏れてます。 キャップのパッキンが当たるラジエター側がボロボロになってます。 樹脂なので熱で損傷したのでしょう。これが原因でクーラントが噴いて水が無くなり空焚き状態になってオーバーヒートしたと考えられます。その結果、シリンダーヘッドが歪んでヘッドガスケットが抜けたようです



このハイゼットはダンプなのでエンジンの修理は楽です。 



ラジエター、補機、タイミングベルト などを外します。



エキマニを外して、インマニは浮かしておきます。 ヘッドボルトはタペットカバーの外側にもあります。



3番の燃焼室は水で洗われて光ってます。 





ヘッド面は明らかに歪んでます。 0.15mmのゲージが入りました。ガスケット替えただけでは再発の可能性があるのでヘッド研磨に出します。




0.2mm研磨で歪はなくなりました。




バルブシートもカットした方がいいですが、予算の都合で摺合せのみです。





灯油でリークテストします。 1時間くらい放置で漏れなしです。





ステムシール交換します。



ハイゼット EF-SE エンジンはタペット調整が少々面倒です。 このバルブリフターの内側中心の出っ張りの厚みで調整します。 刻印が打ってあるのでリフターを交換してクリアランスを合わせます。 







ラジエターキャップの当たり面が損傷しています。 これが原因でLLCが抜けてオーバーヒートさせたのでしょう。 ラジエターも交換します。



オイルシール交換します。



ウォーターポンプ交換



サーモスタットは開ききった状態で壊れてました。 





交換部品 





エンジンチェックランプ点いてたのでダイアグをチェックします。当方の診断機は使えなかったのでチェックランプの点滅で見ます。年式によってカプラーの端子をアースさせる位置が違います。



23番のO2センサーのヒーター故障です。



社外品のO2センサーと交換したらチェックランプも消えました。



ヒーターの抵抗値





壊れてるO2センサーのヒーター抵抗値





エンジンのコンプレッションを測って完了です。

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2018/09/09O2センサーが一年もたってないのに壊れました。ヒーターの断線です。 エンジンチェックランプが点いてしまうので車検時は要交換です。 ヒーターはセンサーを300℃以上に保つための物なので無くても通常走行には差し支えないないようです。車検対策としてはダミーの抵抗を入れるとチェックランプは消えます。





試しにメタルクラッド抵抗をヒーター回路に入れてみたらチェックランプは消えました。しかし抵抗は8Ω100wなので、発熱が凄いです。 I=V/R 1.5A 18Wの電気が消費されてます。  おそらくもっと高い抵抗値でもチェックランプは消えると思います。車検時のみならこれでも大丈夫ですが、通常走行では発熱体は避けたいです。







5WのT-10 電球を付けてみました。   0.4A 30Ω(突入実測値2.8Ω)です。 これでもチェックランプは消えます。  電球を付けて気が付いたのですが、ヒーターの電源はパルスで来てます。約0.5S周期です。 もしかしたらデューティー制御されてるのかもしれません。スロットルを大きく開くと消えます。 負荷時はヒーターOFFなのでしょう。発熱もないので電球の方がいいかもしれません。当然 O2センサー交換がベストですが。









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