クローラー運搬機 修理 再生

2018/04/13

先月入手したジャンクのクボタのコンバイン改 ダンプ運搬機です。これから手を加えて動くようにしたいと思ってます。スペアのエンジンも付いてましたが、シャフト径が違うのと圧縮が弱いような感じなので付いてるエンジンで再生します。







荷台は錆が酷くて使えないので外してしまいます。









プラズマカッターとグラインダーで溶接を外していきます。












使えそうな部分だけ残しました。  











ダンプの油圧シリンダーはブラケットから外れてました。溶接が外れたみたいです。 複動式のシリンダーなのでダンプを下げきった時に引っ張る力がかかるのでしょう。 普通ならダンプは単動式で下げる時は重力で下がるようになってるのですが。







エンジンはクボタの LG18 あまり見たことの無いエンジンです。 コンバインが HX700と言う型式なので昭和40年~50年くらいの物でしょうか。









まずはキャブから見てみます。 内部は詰まりまくりです








細い針金でジェットを通していきますが、 固まってしまってなかなか通りません。












イグニッションはポイント式です。 フライホイールまで外して中のポイントのコンタクトを磨きます。










カバーを外すとポイントが見えます。  ポイントのギャップや面の荒れを点検修正します。 コンデンサーもよく壊れます。 









エンジンをかけるためにはリコイルスターターを修理しないといけません。紐切れとゼンマイ折れです。  この年式のエンジンはリコイルスターターが壊れてもリコイルカバーを外せば直接紐をかけてエンジンを回すことができます

当然新品部品は無いので流用するか修理するかです。 ゼンマイの折れた場所を焼きなまして折り返しを作ります。 ゼンマイは両端部分は元々焼きなましてると聞いたことがあります。 焼きなまし部分と焼き入れ部分の境目くらいが割れやすいのかもしれません。 







真っ赤にしてから常温でさますと針金のように曲げれますが、強度がかなり下がります。実際すぐに折れました。  真っ赤にしないで少し色が変わったくらいをキープするようにバーナーを離したり近づけたりして5分くらいあぶって常温でさましました。それから曲げたものはまだ折れてません。







ゼンマイを巻いて小さくしてバンドで留めます。巻くときに下の板が回るので万力の上に板を留めてその上で巻きました。










結束バンドで留めておきます。








リコイルカバーに入れてバンドを切ります。










このリコイルは組み立てるのが少し面倒でした。 スプリングが2個入ってて1個は入れるだけですが、変な形をしたスプリングを入れるのに手間取りました。










エンジンは動くようになりました。 次は車体を動かすようにします。駆動用Vベルトは切れかけです。  交換しようにもサイズとか消えてしまってるのでベルトを切って真っ直ぐに伸ばしてから測りました。 農機用のCベルトです。バンドーレッドのSC-52くらいが調度いい感じです。












クラッチと旋回用のワイヤーが完全に固着してます。 すべて外してオイルインジェクターで注油して2~3日放置後少しずつ動くようになりました。試運転してみたら普通に走ります。 









フレームも錆が出てるのでラストチェンジ(錆転換剤)を塗ってみます。









シルバー色で刷毛で塗ると少しべっとりした感じです。 赤錆を黒錆に変えるらしいです。








解体ビルから鉄のドアをもらってきました。 荷台に使えたらいいですが。









プラズマカッターで切ってみました。










厚みは1.5mmくらいです。 それくらいならプラズマカッターでも簡単に切れますが、補強が入ってる場所はちょっとギザギザになってしまいます。







左の切れ端部分は補強が入ってたので真っ直ぐにきれませんでした。右の切り口は補強無しの部分です。










荷台の前部は残った端材をつなぎました。  上部に切り口にCチャンネルをかぶせて付けました。 ドアのハンドルと錠穴は鉄板を溶接してパテ埋めしてます。










2018/05/20今日は天気が良かったので荷台にサフを塗りました。









溶接部が錆びてくるのでとりあえずサフを塗って錆止めにします。











あおりにヒンジを付けました。










あおりはアングル材で荷台に留めます。 リアは40mmの角パイプを付けました。








重たくなってきたので移動用にフックを付けました。 裏返したりする時にワイヤーで吊らないと重たいです。








シャーシレッドで塗装しました。








2021/01/21
知り合いからロビンのEH17をもらいましたのでエンジンを積み替えます。
元のエンジンがクボタのLB18でほぼ同じクラスのエンジンかと思います。
サイドバルブエンジンからOHVエンジンに変ります。
1/2減速の左回転で出力軸のシャフト径も同じ20mmφです。
シャフトの位置が10mmほど高くなってしまいますが、ほぼポン付けで行けそうです。






取り付けの位置は違うので穴を開けます。長穴加工するにはドリルで連続して穴を開けてやすりで穴をならしても出来ますが、今回は面倒なのでプラズマカッターで開けます。 






本来ならばエンジンの下にゲタをかますのですが、EH17はシャフト位置が10mmほど高いので下駄を入れると油圧ポンプも上げなくなります。
ゲタなしで直接鉄板にエンジンを置いて下から補強の板を当てます。






エンジンだけが光ってます。 EH17エンジンはまだあまり使用してなかったようで綺麗です。 リコイルスタートも快調にかかりました。







走行用ベルトと油圧ポンプのベルトが対向して付いてるのでエンジンの位置決めが少し面倒でした。 








Vベルトでクラッチの入/切をしてるので、プーリの辺りに付いてる角のようなベルト押さえも重要な部品です。古いエンジンから移植します。
ベルト押さえの棒の角度を調整してクラッチを切った時にベルトが滑るようにします。 これが無いとクラッチを切っても動力が切れないのでギアが入りません。 クラッチを切った時に少し当たるくらいに調整します。






汎用エンジンなので取り付け位置とボルト径は同じでした。






油圧ポンプのVベルトを交換したいのですが、摩耗してサイズ表記が消えてます。 なので伸びない紙テープを内周に張って内周を測定します。





このテープをテーブルに張ってメジャーで測ります。 530÷25.4で21インチくらいです。 B-21のVベルトでちょうどいいくらいです。
でもやはりエンジンの出力軸の位置が高くなったのでベルトとバルブ切替レバーの付け根が当たってしまいます。 油圧ポンプの位置を少し上げます。







油圧ポンプを上げてみましたが、レバー付け根とのクリアランスはまだ少ないです。 ベルトは当たらなくなりましたがもう少し上げた方がいいようです。







エンジンだけ綺麗になったのでシャーシブラックを塗りました。 



















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