
エンジンかかりません。 リコイルスターターの紐も戻りません。
まずはリコイルスターターから手を付けます。
ゼンマイを巻きなおしてみます。
キャブレターの分解清掃します。 長年の垢がたまっています。

ジェット類をエアーブローと針金で通しました。
STIHLスチール ブロワー
BG75 プライミングポンプ交換
久しぶりに使おうとしたらポンプが割れてます。
予備のポンプと交換します
プライミングポンプは何種類かサイズがあります。 大体のサイズで近いのを使います。
消耗品なのでストックしています。
リコイルスターター
秋の枯葉のシーズンはブロワーは大変役にたちます。
今日も枯葉の掃除をしようと思ったら、リコイルスターターの紐が切れてしまいました。
STIHLのメンテにはへクスローブが必要です。 トルクスねじで組まれてます。
カバーを外したところです。
プッツリ切れてます。 巻いてるゼンマイはばらさないように気を付けます。
ゼンマイが外れると大変です。 これを巻いて元の位置に収めるのはめんどくさいです。
実際油断してて外れてしまいました。
ゼンマイを元の位置に収めるのは大変で画像はありませんが、大きいマイナスドライバーをゼンマイ内側の折り返し部分に入れて手で巻いていきました。 最後に外側の
折り返し部分をケースの溝に入れれば留まります。
リールをセットしたらゼンマイの中側の折り返し部分がケースの引っ掛かりにハマる
まで回転させます。 ハマると抵抗が出てくるのでリールを回してゼンマイを巻きます。
回転方向に注意です。 紐が出ていく方向に巻きます。 その時リールには紐を
巻かなくてリールの溝にはめて外に出しておきます。
十分ゼンマイが巻けたら、クリップの先を鉤形にしたもので紐をひっかけて穴から
出します。 リールが戻らないように指で押さえながらの作業なのでやり難いです。
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紐の先にハンドルを付けたら完了です。
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STIHL スチール チェーンソー リコイルの紐切れ
カバー側に付いてるゼンマイはリールを外すとばらけてしまいました。
このタイプはゼンマイを付けたままリールを外すのは難しいです。
板にタッピングを留めてそれにゼンマイの外のひっかかりを固定しながら巻きます。
巻けたら外周をタイバンドで留めます。 しっかり固定できたらタッピングを外します。
カバーの切り込みにゼンマイの外側をはめて、ゆっくり押しながらタイバンドを外します。
この時に気を抜くとゼンマイがはじけて、又最初からやり直しです。
紐を取り付けた画像です。 画像は無いですが、ハンドルを取り付ける前にゼンマイを巻きます。
中央のリール部分を固定してケースを回して巻きます。
巻けたら紐をケースの穴に通して、戻らないようにストッパーを付けます。
片手でゼンマイが戻らないように固定してドライバに紐の途中をくくるとストッパーに
なります。 ハンドルを取り付けてからストッパーを外すと完了です。
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エンジン芝刈り機 MURRAY リコイルスターターのひもが戻らない
MURRAY 4.5 アメリカ製の芝刈り機です。 ほとんど故障なく動いていますが、
リコイルの紐はよく切れます。 今回は紐が出たまま戻りません。
カバー類を外していきますが、 アメリカ製なのでボルトはインチサイズです。
頭が9mmくらいのボルトは3/8みたいです。 頭が8mmくらいのボルトもありますが、
それは8mmのソケットで合いました。
紐のハンドルを外して、逆回転でゼンマイを巻きます。 紐は巻き込んでしまいます。
紐の端がカバーの穴の部分くらいで棒状のものを適当に差し込んで戻り止めにします。
ゼンマイの終端部はストッパーに引っかかるようになってます。 逆回しすると自動的に
ストッパーにかかります。 もし空回りでゼンマイが巻けないようなら、ゼンマイの終端部を確認します。 折れてたりしたら交換です。
穴から紐の端をフック状にした針金等で取り出します。
紐にハンドルを付けて完了です。 中心部の爪が正常に出るか確認します。
紐を引くと遠心力で爪が飛び出します。
2019/07/25 エンジンがかからなくなりました。 火花が出ていません。


コイルのギャップ調整とかしても直りません。
この芝刈り機はフライホイールにブレーキが付いてて運転する時はブレーキ解除のレバーを引いてからエンジンを始動させます。 そのレバーを引くとスイッチと連動されててコイルから来たキルスイッチの配線がアースから離れます。
エンジンに火花が出ない原因はレバーを引いてもキルスイッチが解除されなくなってました。 ワイヤーが伸びてるからだと思います。
ワイヤーに注油して動きをスムーズにしてからワイヤーを調整したら直りました。
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2019/01/29
ホンダ 発電機 DENTA EM400
エンジンがかからない
点火は火花が飛んでる。 プラグはドライ。 キャブレターまで燃料来てる。
パーツクリーナーを吸気に吹きかけると初爆有り。
キャブレター不良の症状なのでキャブを分解洗浄します。
これは酷い状態です。 フロートバルブ固着 メインジェット詰まり。
メインジェットが外れないのでヒートガンで温めました。
温度計で見ながら150℃くらいまで温めます。
メインジェットが外れたら径の合うピアノ線で通します。
フロートのフロートバルブを押し上げる所が折れてしまってます。
フロートが上がっても燃料が止まらず出てきてしまいます。
20年以上前の発電機なのでフロートを交換したくても部品が無いかもしれないです。
しかたないので耐ガソリンのチューブを輪切りにしてスペーサーを作りフロートバルブと
フロートの隙間に入れました。
これでフロートが上がると燃料が止まるようになりました。
溶剤でタール状の物を掃除して完了です。 エンジン始動して発電も大丈夫でした。
部品が手に入るようならフロートとパッキンセットは交換したほうがよさそうです。
STIHL ブロワー BG75 修理
2020/04/21
もう10年くらいすごく働いてくれてるスチールのブロワーのエンジンがかからなくなってしまったので修理します。
ZAMAのC1Q系のキャブです。 とりあえずOHキットでダイヤフラムや燃料ポンプのパッキン類を交換しましたがエンジンがかかりません。 ニードルバルブのレバー調整をしたらかかりました。 ボディ面と同じ高さで大丈夫みたいです。
0~0.3mmのクリアランスのようです。 機種によってはボディからではなく
一段下がった所から測るのもあるようです。
OHしても燃料が来てないとかオーバーフローする場合はメタリングレバーの調整が必要です。
インシュレーターもかなり傷んでるので面をきれいにします。
ペーパーで研磨しました。
ガスケットも作りました。 ここのエアー吸いはパワーダウンになりますから。
エンジンの取り付け部が割れてます。 ブロアファンの軸がずれるのでファンがケースに当たってました。
鉄板を当てて固定しました。 これでガタはなくなりました。
試運転で調子よく動きました。
2020/05/03
STIHLブロワー動くのですが、少しパワーが落ちてるような感じです。
シリンダーの辺りをよく見るとシリンダーとクランクケースの合わせ面からガスが漏れてるようです。 エンジン本体のメンテナンスをしてみます。
エンジンを取り出して洗浄しました。 シリンダーはクランクケースの下からボルトで留まってます。 BG75のシリンダーガスケットは海外通販で安く買えますが今回は時間が無いのでガスケットを自作します。
シリンダーは目立った傷もないので使用できそうです。 ピストンリングは摩耗してますが焼き付け跡は無いので大丈夫そうです。 ガスケットは再使用できそうにありません。
ガスケットシートから切りだしました。
シリンダーを組むのにピストンリングにアッセンブルペーストを塗りましたが、これは本当はダメかもしれません。
ついでにキャブのオーバーホールもします。 ニードルバルブとスプリングも交換してレベル調整しました。
ZAMAのC1Qキャブ用のOHキットなのですが、ダイヤフラムに燃料供給用の穴が開いてないタイプでした。 マイクロポンチを作って穴を開けました。
C!Qでもいろんなタイプがあるので現物確認して組まないとエンジンかからなくなります。 ちなみにこの穴が開いてないとプライムポンプを押しても戻ってこなくなります。
やはりシリンダーとクランクケースの合わせ面のガスケットが抜けてたようです。組み立ててエンジンをかけるとパワーが戻りました。
しばらく調子良く動いてましたが、突然パワーダウンしました。
良く見るとプラグホールのネジ山が痛んでガスが漏れてます。
圧縮が少なくなるのでパワーダウンしたようです。
M14 ピッチ1.25mm でネジ穴をリコイルします。しかしドリルが太いので 13mmのドリルチャックに入りません。 ドリルの軸を13mmφで削りました。 中国製のドリルはシャンク部分にはあまり焼きが入ってませんでした。
バイスで掴むには鋳物のフィン部分の高さがそろってないので削ってそろえます。
プラグホールの座面を水平にバイスで固定します。
穴のセンターを出します。
せっかくドリルのシャンクを削ったけど結局はスクロールチャックでドリルを掴みました。14.3mmで下穴を開けます。
タップを垂直に食いつかせて。
タップをたてます。
セットに入ってるリコイルは少し長いので切ってから入れました。長いとシリンダー内に出てしまいます。
これでパワーも戻りました。