ワゴンR エンジン積み替え F6系 ヘッドガスケット抜け

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ワゴンR(AZワゴン) オーバーヒートでリザーブタンクから吹きだしてます。ヘッドガスケット抜けの症状なのでコンプレッションを測ります。全気筒圧縮低いです。 4~6kg/cm2くらしかありません。
走って来れたのが不思議です。

   

ラジエターに圧をかけてみると 圧は抜けていきますが 外には水漏れ無しです。エンジン内に抜けてるみたいです。 

 シリンダーヘッド外してみたところ、一番シリンダーの抜けが酷いです。 ウォータージャケットとシリンダーがつながってしまってます。

  

  2番、3番はシリンダー間で抜けてます。 3番のウォータージャケットも抜けてます。

    

  1番シリンダーはライナーまで欠けてしまってます。 全気筒のウォータージャケットは腐食が酷くガスケット替えても駄目かもしれません。

シリンダーヘッドとヘッドガスケット交換しましたが やはり1番シリンダーの圧縮が戻りませんでした。シリンダーブロック面研磨しても駄目な感じです。 このブロックはあきらめてエンジン積み替えとなりました。
   積み替えるエンジンが到着しました。

     

 ハブボルトを緩めて

  

ドライブシャフトを抜きます。

  シャフトブーツとブレーキパッドは交換します。

 

エンジンを下におろして抜きます。 

   

買ったエンジンは見た目は綺麗ですが そのまま積み替えるのは不安なので ばらして内部を点検してから積み替えます。

   

 コンロッドのメタルベアリングは 3気筒とも大丈夫でした。

  

メタルクリンでピストンを洗浄しました。 

 

 シリンダーも大丈夫でした。

        

ウォーターポンプ交換してブラケットや配管類を付け替えます。

   

元のエンジンは MD11S-2型の F6Aなのに クランクプーリーが 4PK仕様になってます。このため クランクプーリー、オルタネータープーリーブラケット、ACコンプレッサープラケット、アジャスターのシム、 配管のオフセット用シム等も付け替えます。 

  

オルタのブラケットも3mmほど位置が変わってます。 

ACコンプレッサーのアジャスターは 3mmのシムが入ってます。 クーリング配管にも3mmのシムが入ってクランクプーリーとの干渉を防いでるみたいです。

 

最初にヘッドガスケットを交換したときに シリンダーヘッドを交換しました。元のヘッドはオーバーヒートさせたのでヘッドが歪んでました。

   

オーバーヒートしたヘッドは 基準値が 0.03mm 使用限度が0.05mm なのに 0.15~0.2mmくらい歪んでます。直定規を当てると 向こう側の光が見えるくらい歪んでます。

   

このヘッドは 0.03mmでOKです。

   

 F6Aのヘッドは ロッカーアームシャフトを プラスネジでとめてます。 ショックドライバーではずします。カムシャフトのプレートもプラスネジです。 

   

スタッドボルト交換します

  

バルブ関係を点検します。

  

バルブをすり合わせします

 

 灯油をボートに満たして バルブシートからの漏れがないか調べます

    

バルブステムシールを打ち換えます

 

 リアオイルシール交換

 

 クランク オイルシール交換

  

カムシャフトオイルシール交換

  

ATトルクコンバーター側のオイルシール交換

 

スズキのシールは グリス付きです。 

 

  エンジン積み込み 

 

ATF、エンジンオイル、LLC入れて 圧縮測定 全気筒 12kg/cm2ありました。試運転 白煙もなく 調子よく走りました。  ——————————————————————————————–  F6A MC11S(MD11S)バルブタイミング カムシャフトの合いマークが 下に有る時は 1番シリンダー 圧縮上死点です。

このときデスビのローターはNO1の位置です

    

普通にタイミングベルトを交換する時に合わせる位置です。 カムシャフトスプロケットの合いマークが上にきてバックプレートの合いマークと合えば 1番シリンダー排気上死点です。 このときデスビのローターはNO2とNO3の間くらいを向いてます。  タペット調整はNO2ex NO3in が取れます。合いマークが下に180度回ると NO1in、ex NO2in NO3exが取れます。 

  

  ——————————————————————————————–  タイミングベルト交換 F6Aターボ MC11ベルトを交換するためには エンジンマウントブラケットを外さなければいけませんがターボ車は インレットパイプが邪魔でブラケットが外れません。

 10mmのメガネレンチを切って 角度をつけて溶接します。 これならインレットパイプのボルトを緩めることができます。

 

エンジンをジャッキアップしてマウントを取り外します

 

 クランクスプロケットのポンチマークとオイルポンプの合いマークを合わせカムスプロケットの合いマークとバックプレートの合いマークをあわせると排気上死点。バルブの飛び出しが少ない排気上死点で合わせるみたいです。

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F6A シリンダーブロックの腐食 ウォータージャケットが腐食してガスケット抜け一番シリンダーのライナーまで損傷があります。 ここまで酷いと修正できません。ウォータージャケット回りだけなら デブコン等の耐熱金属パテで修正できるかもしれません。しかし耐久性は無くなります。 

試しに耐熱金属パテで修正してみます

アルミテープでウォータージャケットに土手を作って デブコン等を流し込みます。 

完全硬化まで2日ほど置いて研磨します

一時しのぎにはなりますが、 どのくらい耐久性があるかは不明です。 300℃耐熱なのでウォータージャケット回りなら大丈夫かもしれませんがライナー付近は焼ける可能性があります。 耐ガソリン、耐油、耐LLCなので熱の問題がクリア出来れば使えるでしょう。 エンジン積み替えになったので実際の走行テストはしてませんが、機会があれば動かしてみます。  

   F6Aエンジンのオイルクーラーあたりからオイルが漏れてきました。オイルクーラーのガスケットを交換します。

   

24mmのディープソケットが必要です。

    

フロントデフのドライブシャフトのオイルシール辺りからもオイルがにじんでるのでオイルシールの交換します。Pレンジで反対側のタイヤを接地させればハブボルトが緩められます。 30mmのソケットでカシメを外してから緩めます。 

  

 ロアアームのボールジョイントのボルト

 

 ABSセンサー

  

これでもシャフトは抜けますが、今回はハブナックルも取り外しました。

 

 交換完了

     

2月にデフのオイルシールを換えたのに3か月ほどでまたデフの辺りがオイル漏れです。3か月でオイルシールが傷むのは考えにくいので他からの回り込みを考えます。 怪しいのはデスビのOリングです。ここから漏れたオイルがATのレベルゲージの付け根あたりに流れて、ATのオイルパンを後ろに流れ、デフのオイルシールに行ったみたいです。

    

 念のため、デスビの位置とローターの位置をマーキングしてからデスビを抜きます。Oーリングはかなり傷んでるようです。

  交換してからはオイル漏れは無くなったようです。

    

  ヒーター効かない。 ヒーターコアの詰まりが原因みたいです。ヒーターコアを洗浄してみます。 

   

エアー圧で逆方向からも吹きます。 

 

  水でしばらく流します。

 

 エアーでコア内の水垢を飛ばします。  最後はヒーターホースをしばらく逆に付けて走ってると、温水が逆に循環するので効果的です。  かなり効くようになりました。 

エンジンフード塗装
エンジンフードがクリア剥げを起こしてるので塗装します。

クリアは全部剥ぎ取ってしまいます。 下地の傷んでるところは深く剥ぎ取りました。

下地はシルキーサフを塗りました。 

色はソリッドのブラックです。 カンペの PG80 ウレタン二液です。 最後にクリアと色を混ぜて塗ってみます。

2週間くらい乾燥させてから磨きたかったのですが、時間がないので4日くらいで磨きます。秋の晴天が続いたので大丈夫だろうと思います。

コンパウンドから始めて、ソーラーのスーパL1000、1200、2000 と磨きました。 

年代物のポリッシャーです。 まだまだ元気に動いてます。 

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AZワゴン 平成12年 MD11S F6Aターボブレーキ効かない  ペダルが床までスコンと入ってしまう。

マスターシリンダーからのオイル漏れです。 オイルが無くなってエアーが入ったようです。  とりあえず現地でエアー抜きをして動けるようにしました。今回は中古のマスターシリンダーとASSY交換します。 幸いにもABSにはエアーが噛んでなかったので良かったです。 

マスターシリンダーの分解  順序を間違えないように画像に撮っておきます。

穴の中に入ってるパッキンから漏れてたみたいです。

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