タウンボックス U61W 3G83 タービンブロー タウンボックス 3気筒エンジンのターボ車がタービンブローです。 4気筒のU63Wよりは作業しやすいです。 走行中 サイレンのような音がエンジンから出たそうです。 それとアイドリング時にオイルランプが点灯するらしいです。 オイルランプはオイルプレッシャーセンサーの可能性が高いですが。 とりあえず油圧を測ってみます。 整備マニュアルでは アイドル時 0.3kgf/cm2以上となってます。 測定では0.2Mpaあるので 約2kgf/cm2あるみたいです。 正常です。 3500rpmで3~7kgf/cm2の範囲内にも入ってます。 タービンのオイル漏れで油圧が下がってるのではないみたいです。 新品のプレッシャースイッチを取り付けます。 ヒューエルラインが邪魔です。 タービンの取り外しにかかります タービンののブレードは ガタガタになってました。 手で動かすと2~3mmはガタがあります。 排気パイプもオイルまみれです。 3気筒ターボは 少しエンジンをジャッキアップしてマウントのボルトを緩めると 下側の遮熱板が取り出せます。 後はパイプ類を外せばターボ本体が取り出せます。 IN側もEX側も オイルがかなり回ってます。 IN側のブレードはカバーと当たって傷だらけです。 こんなのでも普通に走ってたのは すごいですね。 オイルのドレンパイプ側から灯油を入れてオイルフィード側を塞ぐと、タービン軸から かなり漏れてきます。 U63Wのタービンカートリッジはパジェロミニと同じですが、 U61Wのタービンは EKワゴンと同じみたいです。 EKの中古タービンが在庫してたのでタービンの 部分だけを取り出して交換します。 パジェロミニとタウンボックス ツインカムのタービンは TD015 で タウンボックスの3気筒ターボのタービンはTD02 です。 IN側のコンプレッサーカバーはEKとU61Wでは部品番号が違います。 でもどう見ても同じに見えます。 寸法を測定しても同じみたいです。 なのでコンプレッサーカバーもEKのを使ってみます。 アクチュエーターはバキュームの取出し口の向きが違うようです。 アクチュエーターと EX側のハウジングだけU61Wのを使い タービンとカバーは EKのを使いました。 車に合わせてみたら やはりコンプレッサーカバーはEKのと違ってました。 再度分解して良く見てみれば ノックピンの位置が少し違いました。 U61Wのと交換します。 インレットのホースがタペットカバーに干渉してしまいます。 カバーを外すと シムは要交換です。 シムは4気筒も3気筒も共通です。 取り付け完了です。 投稿ナビゲーション タイヤチェンジャー Faip エアー漏れ 修理U61W タウンボックス Nランプ点滅 3速固定 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。