ミニキャブ、タウンボックス エンジン下す エンジン載せ替え

ミニキャブ トラック U61T 平成13年式 2WD エンジンを下しました。エンジンとミッションとエンジンメンバーを一体で下しました。 作業状態を記録します。





バッテリーマイナス外し、シート、サイドブレーキレバー、シフトレバー、センターフレーム等を外します





エキゾーストパイプを外します。 古い車はたいていボルトが固着してます。まずカバーのボルトが固着で緩みません。 ネジ頭もなめてるのでグラインダーで平行2面にします。





カセットバーナーは必需品です。 これだけでたいてのボルトは緩みます。バーナーを使えない場所は苦労します。 エキパイと触媒の連結してるボルトも固着するのでバーナーで熱してから緩めます。 ボルトが折れて残ってしまったら面倒ですから。





モンキーレンチとかパイプレンチで緩めます。 





ミッションのシフトワイヤーとクラッチワイヤー、スピードセンサー、バック信号スイッチ等 、スターターの配線 を外します。  オイル類、クーラントも抜きます。






エンジンハーネスを外します。 左上のカプラー5個でジャンクションボックスにつながってます。その5個は外さずにハーネスを室内に吊っておいてもいいです。





エアークリーナーボックスは外さないですが、ちょっと疑問に感じました。普通なら取り外せるはずなのにミニキャブのエアークリーナーボックスはどう考えても取り外せる状態ではないです。





ヒューズボックスとスロットルボディのボルトを外して位置をずらすとなんとか取り出せます。 初期型のミニキャブはエアークリーナーボックスが助手席側にあって簡単に取り出せます。 平成12年くらいから運転席側になってます。







こんな変な形で隙間にむりやり入れた感じです。せめて簡単に分割できればいいのですが。 





  

プロペラシャフトを外して詰め物をします。 エンジンとミッションを下から支えておきます。 当方はフォークリフトで支えました。 ミッションとエンジンを別々に下てもいいかもしれません。





前期モデルは燃料ホースが2本でしたが、中期からリターンレスになってます。外して栓をします。 ホース外す時は燃料キャップを開けて圧を抜けばあまり漏れてこないです。





ミッションマウントとエンジンメンバーのボルト4個を外すとエンジンが下ります。 ラジエターホースはサーモの所にある1本とヒーターホース1本、キャップに行くホース1本、エンジンからミキシングチャンバーにつながってるホース1本を外します。ミキシングチャンバーはボルトを外してフリーにしておきます。エアコン付きの場合は配管も外します。 配管を外さない場合はエンジンマウントを外してエンジンメンバーを車に付けたままコンプレッサーを外して車内に吊っておきます。





パレットに載せて出したかったのですが、高さがこれでもぎりぎりなのでワイヤーで吊って台車に載せます。 





タウンボックスのエンジンを下しました。 ターボ付きの4速ATです。





洗浄しました。 





ミニキャブトラックのエンジンとタウンボックスターボのエンジンを比較します。 エンジンのクロスメンバーは似てますが部品番号が違います。ミニキャブとタウンボックスのNA車はMR554554 ターボ車はMN110296 どこが違うのかよく見てみるとクーリングのミキシングチャンバーの取り付けが違うようです。 チャンバーもNAは MR497889 ターボは MR529022 で大きさも違います。 フロントアクスルのクロスメンバーも NAは MR353630 T/CはMR418774 で違います。 これはインタークーラーの取り付けステーが付いてるのと付いてないの違いのようです。 フロントアクスルのクロスメンバーも換えてしまえばいいのですが、ステーだけなら溶接で付ければその方が楽かもしれません。 





MTと4ATなのでマウントの位置が違います。 これはATのエクステンションハウジングを加工すればなんとかなりそうです。 





マフラーはターボのを加工して付ける予定です。





プロペラシャフトはミニキャブトラックMTのが右端で真ん中がミニキャブトラックの4速AT用でタウンボックスターボが左端です。 デフ側のフランジサイズがターボ用はピッチが少し長いです。 





ミッション側はMT用が細くミニキャブトラック4AT用とターボ用が太いです。 ミニキャブトラックの4速AT用のプロペラシャフトを使えばそのまま付きそうです。 ターボエンジンとNA用のMTミッションとの組み合わせは絶対避けたいです。 NA用の R5M11と T/C用の R5M41は強度が違うのでNA用だとすぐに壊れる可能性があります。クラッチディスクもNA用は MR483367 でT/C用は MR222550 で違います。 MTのメインシャフトの太さがT/C用は太くてスプラインが合いません。 以前にH56AのNA車にパジェロジュニアのエンジンを積んだ時にNA用のMTを付けたのでターボ用のクラッチディスクとカバーが合わないのでしかたなくNA用の新品ディスクとカバーを付けたらすぐに滑りだしました。





ラジエターの比較 左がミニキャブトラック MR314705 
右がタウンボックスターボ用  MR314706 取り付けは同じみたいです。





しかし厚みは全然違います。ターボ用は倍くらい厚いです。
ターボ用はNA車では冷凍車にも使われてます。
ミニキャブ、タウンボックス系はATもMTもラジエターは関係ありません。
ATFクーラーはロワーホースに別体式の水冷オイルクーラーが付いてます。 EKスポーツのターボ車はラジエターでATFを冷やしてその上別体式の空冷オイルクーラーが付いてます。あれはミニキャブにも使えますね。





ターボ車はエアーインテークのダクトがヘッドライト横まで伸びてます。
外すのは結構面倒です。 





2分割できますが、前側はエアコンの配管とかが邪魔で取り出すのは大変です。






トラックに付けました。 3個ある取り付けボルトのうち2個はネジ穴が有りましが真ん中の1個は無いのでドナー車からステーごと移植します。





ドナー車のステーはスポット溶接で付いてたのでドリルでスポット溶接に穴を開ければ取れました。 それをトラックに付けました。





平成12年のトラックはエアークリーナーが運転席側に有ります。タウンボックスターボは左側です。平成11~12年はトラックも左側でした。 
エアークリーナーの取り付けステーとターボからエンジンに行く配管を付けます。トラックはスペースが少し狭いのでブローオフバルブに行く細い配管が干渉します。 ボディを少しへこまして付けました。





ターボからエンジンに行く配管の取り付けステーのネジ穴は有りません。
ボルト2本留めですがフレームにはネジ穴が有りました。 下のステーのネジ穴が無いです。 鉄板薄いので溶接無理です。 リベットかナッターボルトで留めるしかないですね。





エアークリーナーはネジ穴も有り付きました。







トラックのエアークリーナーボックスが有った位置にLLCリザーブタンクとウォッシャータンクを付けます。 邪魔なステーが有ったので撤去しました。





取り付けネジ穴はそのまま使えました。 ウォッシャーがドナー車はリアワイパー付きなのでリア側のホースに栓をしてころしました。






フューエルポンプを比較してみます。 左から 平成14年U61Wターボ 
真ん中が平成12年U63Wターボ 右が 平成13年U61Tトラック
平成14年以降はタンクもフューエルポンプの大きく変更になってます。
互換性は有りません。 14年以前は取り付け部は同じサイズです。





U63Wタウンボックスのフューエルポンプを使えたらリターンパイプも付いてるのでいいかと思いましたが、取り付けネジのPCDは同じなのですが高さが違ってました。 これを付けるとガソリンが最後まで吸えないです。 






リターンレスのポンプはレギュレターが付いてます。 余分な燃圧はこれで逃がしてるようです。





U63Wはリターン有りなのでレギュレターはインジェクションに付いてます。
ポンプの方は塞がってます。 とりあえずリターンレスのポンプを付けてインジェクションのデリバリーパイプをリターンレス用に換えてインジェクターはターボ用のを付けます。





ミニキャブトラックにターボエンジンを積んでみます。 










室内からチェーンブロックで積もうと思ったのですが、エンジンとATを一緒に吊るとバランスが悪いです。 3G83のエンジンはハンガーフックが1個しか付いてません。 ワイヤーをかけるにも丁度いい場所がないです。





結局吊るのはあきらめて下からフォークで持ち上げました。 特に問題もなくターボエンジンは積み込みできました。 





エキパイと触媒の結合はピッタシ合いました。 これは苦労するだろうと思ってましたが。 ミニキャブ トラックの年式が13年だったのでよかったです。14年以降だと触媒の取り付けが変わってます。





ATのマウントは当然合いません。 ボディ側はMT用のステーなので予想はしてました。 





ターボ用の4速ATはエクステンションハウジングのマウント取り付け部がNA用とは違います。 エクステンションハウジングだけNA用に付け替えてみたら丁度いい位置にきました。





無事取り付けができました。 前後の位置合わせは出来ました。後は上下の位置合わせをします。 しかし正確な基準値が分からないです。 今でオイルパンの底が水平くらいです。 もう少し下げた方がいいかもしれません。





プロペラシャフトを付けました。 かなり貴重なトラックの4速AT用プロペラシャフトです。 





ターボエンジンはエンジンルームが混みあってます。
整備性は悪いですが3G83のエンジンは丈夫なのであまり壊れないです。






タービンからインタークーラーに行くパイプの取り付けネジ穴が無いので作ります。





LOBSTERのちょっとナッターでネジ穴を作ります。 普通はハンドナッターでブラインドナットをカシメますが、スペースの無い場所ではちょっとナッターが便利です。





下穴を開けます。 





ちょっとナッターをセットしてヘクスレンチで締めこむだけです。





これだけでネジ穴が出来ました。適正板厚は1.0mm~3.5mmになってます。
パイプを固定するだけならそんなに強度は要らないのでこれで十分だと思います。





付きました 





インタークーラーの取り付けネジ穴が1個なかったのでステーを付けました。





溶接で付けたかったですが、すぐ下にゴムのブッシュがあるのでやめました。
鉄板でステーを作りネジで留めました。





エミッションコントロールのゴムホースが太さが違います。平成14年でキャニスタが変更になってホースが太くなってます。 ターボ車はチェックバルブが付くのでミニキャブトラックの細いホースが入りません。間にシリコンホースを入れてジョイントでつなぎました。 アクセルワイヤーもターボ車は違うようです。
ミニキャブトラックのワイヤーだと少し短いです。







MR529022 ターボ車用の チャンバー、ラジエターパイピング
必ず壊れます。 サービスキャンペーンで無償修理になってる車種もありますが、ターボ車はなってません。 ちなみにミニキャブトラックはサービスキャンペーンの対象ですが、エンジン積み替えたので無理です。
3500円ほどなので新品と交換しました。 このチャンバーはヒビが入ってます。
エンジンかけた時は大丈夫ですが、圧がかかると漏れてきます。





軽トラにパワステは要らないと思ってたのですが、やはり付けることにしました。 部品番号はタウンボックスもミニキャブトラックも同じなのでポン付けです。





フロントメンバーを少し下げるとスペースが出来てステアリングギアAssyを入れやすいです。 運転席側から入れます。 パワステでないステアリングギアは細いのでどちらからでも取り出せます。





ステアリングシャフトと合わせます。 室内からの方が入れやすいです。
スプラインに入れる時、少しかたいので室内側から押し込みました。
奥まで入れないとボルトが入りません。





配管を付けます。 高圧側とリターン側の間隔が狭いので1か所づつ締めます。





配管クランプのネジ穴も有りました。 





ポンプを取り付けます。 ハーネスがタウンボックス用なのでパワステ検知用の配線は付いてました。 パワステ無しのミニキャブトラックにも一応配線できるように短い線が用意されてました。 後付でパワステを付けようとする場合は部品さえそろってれば意外と簡単に付きます。 






2020/04/25
アイドリングが不調になりました。 不調と言うより全然アイドリングできません。アクセルを少し踏んでおけば大丈夫って感じです。走りは正常。
ISCVが壊れた可能性大です。



スクラップの部品から似たようなISCVを探してきて移植します。
ちなみに 元のエンジンはU61Wタウンボックスターボなので部品番号は
MD628274 平成14年8月~15年7月までのミニカやEKワゴンのISCVと部品番号は同じです。 そのくらいの年式のミニカのスロットルボディがちょうど有ったので移植しました。 スロットルボディは違うのですがISCVは同じなんです。






パーツクリーナー厳禁らしいです。 でも汚れてると掃除したくなります。
軽くキッチンペーパーで掃除しました。  交換したらアイドリングが調子よくなりました。 このISCVは突然動かなくなるみたいです。 前兆も全くなかったのに次の日にエンジンをかけるとアイドリングできなくなってました。
エアコンのアイドルアップも働いてなかったです。 診断機で見るとアイドル時のステップモーター信号が高かったので固着してるのは予想できてました。






スロットルボディを清掃したら製造時に塗られてるコーティングのような物が剥がれるのでスロットルを全閉しても少し吸気が漏れるようです。アイドリング回転数が少し高めです。 診断機でISCVのステップ数を見ると0になってました。 ECUのISCV制御は全閉にしてもアイドリングが高いのは吸気が漏れてるということです。スロットルボディのバタフライの所に乾性モリブデンスプレーを塗ってみたらアイドリングは正規になりました。 スロットルボディから出てる負圧のホースをすべて点検してみました。 ブレーキブースター、燃料タンクの揮発ガス用、PCV、ブローオフバルブ  その中でブローオフバルブの負圧ホースを殺すとアイドリングが少し下がりました。ブローオフバルブ内で少し負圧が漏れてるかもしれません。 






乾性モリブデンをスプレーしてみたところです。 アイドリングは下がりましたがエンジンに悪い影響があるかどうかは不明です。 





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