スクラム 圧縮抜け ヘッド交換 作業記録

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キャリィDA63TのOEM マツダ スクラム DG63T NO2シリンダーの圧縮が少ないので シリンダーヘッドOHします。
 
タイミングチェーン式のチェーンケースは オイルパンを外さないと取れません。 オイルパンは
エンジンメンバーを外さないと取れません。
 
上からもエンジンを吊ります
 
 
IN、EXマニホールド オルタネーター コンプレッサー チェーンケース カムシャフト その他 補器等を外して 
シリンダーヘッドを外します。
 
 
やはり NO2シリンダーの EXバルブが割れてます。
 
バルブシートも 45度 15度のアングルが丸くなっています。
 
シリンダーヘッドは要交換です。 程度の良さそうのを選んで交換します。
バルブシートがしっかり角度を保ってるヘッドにバルブを擦り合わせします。
 
 
バルブも清掃します。 悪そうなのは交換します。
カムシャフトもハウジング部が傷んでたので交換です。
 
 
ヘッドにステムシールを付けて仮組みして クリアランスも仮り調整します。 0.18~0.23mm冷間時が規定です。
 
調整シムは印刷されてるサイズと実際のサイズは磨耗で変わってます。
 
カムシャフトを外してヘッドを取り付けます。 チェーンのタイミングを合わせます。
チェーンの色付きリンクがクランクスプロケットの線に合わせて カム側の色付きリンクをカムシャフトスプロケットの合いマークに合わせます。 カムシャフトの合いマークは180度にも付いてて それをヘッドの合いマークに合わせます。 カムシャフトスプロケットの裏側に線がヘッドと水平になってればOKです。
 
 
オイルパンはメタルクリ-ンに浸けて清掃します。
 
 
すべての部品を取り付けて完了です。 圧縮は規定値まで回復しました。
 
 

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