走行中ATから異音がしてから走行不能になる。H58Aパジェロミニ

Loading

H58Aパジェロミニ ターボ 平成12年 コアとして引き取ったATです。

走行中ATから大きな音がして、それから走行不能になったらしいです。
ATをばらしてみたらオイルポンプが酷いことになってました。

パジェロミニ AT 修理

パジェロミニ AT 修理

普通なら右のオイルポンプみたいにギアが入ってます。

パジェロミニ AT 修理

トルコンもオイルポンプのギアにハマる場所が削れてます。

パジェロミニ AT 修理

本来ならこんな形状です。

パジェロミニ AT 修理
オイルポンプのギアーの中にこんな物が入ってました。 ちょっと信じられないですね。
パジェロミニ AT 修理

サイズ的にはこのピンがピッタシです。 でもこのピンがオイルフィルターを通ってオイルポンプに

まで行くのでしょうか。  ピンは抜けてませんが、過去にこのピンが抜けて新しいピンを入れた可能性があります。
その時に抜けたピンがオイルフィルターに吸われてたのが、年月を経てオイルフィルターを通って
オイルポンプまで行ったのでしょう。
このピンの下にある小さなピンはリコールになってたような記憶があります。 小さなピンは
抜けてパーキングが効かなくなる不具合でした。 今回のピンは抜けてもシフトレバーが
空回りするだけなのでリコールにはならなかったのかもしれません。 部品は平成14年式くらい以降は
新部品に代わってます。
パジェロミニ AT 修理

オイルフィルターをばらしてみました。 結構硬い材質なので穴などは開いてません。

パジェロミニ AT 修理

フィルターは折り返して袋状にしてるので端部はフィルター本体に留められています。

でも簡単に外れるのでピン状の物なら通り抜ける可能性がありますね。
小さなピン一個でATが壊れてしまうという恐ろしい話です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください