タウンボックス U63W ラッシュアジャスター 異音 タペット音? タウンボックスU63W 4A30のDOHCターボエンジンのモデルです。 エンジンからカチカチ音がかなり大きいです。 この車はタペット調整しなくても 油圧タペットのラッシュアジャスターHLAが付いてるので 自動調整してくれるはずなのですが、スラッジやエアーを噛むとHLAが不調になる場合があります。 カチカチ音はYOUTUBEで聞けます。 http://youtu.be/clEcz1S3uks CM まずはカムシャフトハウジングをはずしますが、 その前にタイミングベルトやターボをはずします。 タペットカバー(カムシャフトハウジング)のボルトは舐めやすいので慎重に緩めますが、よく失敗します 今回もヘクサゴンのキャップを舐めてしまいました。 たがねでマイナス溝を切ってショックドライバーで 緩めました。 カムシャフトハウジングをはずすとロッカーアームとHLAが見えてきます よく見るとEX側の4番の後ろのロッカーアームのローラーが削れてます。 このあたりの不良ですね。 HLAとロッカーアームを取り出してケースに並べます カムシャフトも削れてます。 カムシャフトのカバーを止めてるネジも舐めやすいです。 これもたがねで左回しにたたいたり、マイナス溝を 切ってショックドライバーで緩めます。 今回はトッポH46Aのヘッドから部品取りします。 シリンダーヘッドはタウンボックス、パジェロミニ、トッポの DOHCエンジンなら共通です。 カムシャフトハウジングはそれぞれ違いますが。 カムシャフトも同じなのでトッポのを使います。 HLAは 灯油で洗浄して チェックボールを押しスムーズに動くか見ます。 最後に軽油を充填します。 エアーを抜き 押し込んでも動かなければOKです ロッカーアームは変更になって鋳物からスチール製です。 ボルダーとペアで交換します。 HLAを入れます ロッカーアームをつけます。 タウンボックスはエンジンが傾いてるのでカムシャフトハウジングを付けるときに ロッカーアームがずれないように気をつけます。 もとどおりに組んで試運転したら、カチカチ音は無くなってました。 ——————————————– ラッシュOH後 1年少し経ってエンジンは快調なのですが、 朝一エンジンが冷えてる時に ブーンという異音がします。 信号待ちとかで特に気になります。 20分くらいで消えます。 下回りを聴診器で探ってみるとどうやらオイルフィルターから出てるみたいです。 このフィルターが原因でした。 リリーフ弁辺りから異音が出てたのでしょう。 交換すると異音は消えました。 フィルターが詰まってくると知らせてくれるセンサー 内蔵式とかだったら素晴らしいのですが。 投稿ナビゲーション タウンボックス U61W 圧縮抜け 3G83ターボ バルブ割れタウンボックス U61Wターボに ノンターボの4速ATを積む コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。