ブレーキ ディスクローター 修正 パジェロミニ ブレーキをかけるとガタガタする。 ブレーキジャダーのようなのでローターを削ってみました。 ハブベアリング不良でもジャダーが出ますがハブは問題なさそうでした。 ミニキャブ系はハブベアリングが摩耗してジャダーが出ることがあります。ローター交換しても直らないと悲しいですよね。 スクラップのローターを削ってみます。 フライスの主軸にチャックを付けてスペーサーを介して取り付けました。 取付け面の振れは1/100mmくらいです。ジャダーの起こってるローターのディスク面は0.2mmくらい振れてました。純正ローターはねずみ鋳鉄なので削りやすいですが鋳物なので綺麗に仕上げるのは難しいです。 表面は主軸を逆回転させてバイトを下向きに付けて削ります。鋳物の切りくずは細かい砂のようになるので掃除がたいへんです。切削油は無しでゆっくり少しづつ削ります。ローターを直接チャッキングしたらビビリが酷かったのでスペーサーにボルトで留めてからチャッキングしました。 裏面は正回転で下から削ります。 バイトの向きも反対です。タンガロイのホルダーに80°ネガチップ付けてます。 ピックゲージで0.02くらいに収まりました。 スクラップのローターを削って大体の切削条件が分かったのでこの後パジェロミニのローターも削ってみました。チャックに咥えて振れを無くすのに時間がかかりました。取り付けで振れてたら削っても意味がないですし。 テスト走行ではジャダーも直りブレーキの踏み具合も良くなりました。 ディスクローターの振れは限度値 0.06mm ハブの軸方向の振れは限度値0.05mmです。 ディスクローターの厚みは 限度値20.4mmです。 ミニキャブ U6系のブレーキローター用に治具を作りました。 ローターのハブが当たる面で取り付けるので精度が出しやすいです。 ワンチャックで両面削れます。 純正ローターの厚みは10mmで 限度値は8.4mmです。 片面0.6mmは削れるようです。 実際は0.3mmくらいしか削らないので2回くらいは削れるかもしれません。ローターの振れは 限度値0.06mmです。 鋳物は削り粉が砂のようです。掃除が大変なので下にトレーを置いてます。 切削油なしで削ってます。古い機械なのでそんなに精度は出せませんが、振れ0.02mmくらいでOKって感じです。旋盤に取り付けて削っても良いのですが、ワンチャックで削るには当方の旋盤では裏側が削りにくいです。一旦外して裏返すとハブの当たり面で固定できないので精度が悪くなりそうです。 投稿ナビゲーション ウインチ チルホール修理 パソコンの画面と同じ画面をタブレットで見たい。 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。