高圧洗浄機 ワグナー WZ-150 WAGNER 修理 

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高圧洗浄機WAGNER WZ-150N ロビンエンジン式 のジャンク品です。

エンジンはかかりましたが、ガンから水が出ません。

壊れてから置きっぱなしだったのでしょう。 よくあるトックリ蜂が巣を作ってます。

ノズルも詰まってました。  これで直れば儲けものですが、世の中そんなに甘くはないです。 まだガンからは水は出ません。

戻りの水は出てるのでポンプ自体は大丈夫そうです。 怪しいのはアンローダーです。

VB9のUNLOADER 3/8仕様です。 圧力調整ネジを最高にしても水は出ませんでした。

ネットでパーツリストを入手して アンローダーを分解してみます。

この中にバルブとシートが入ってます。

バルブとシートです。 Oリングがへたってました。

手持ちのOリングを入れたら直りました。 へたったOリングから圧力がすべて戻りのホースへ逃げてたみたいです。

アンローダーASSYで2万円くらいです。 海外サイトではリペアキットが売ってます。4000円位です。  バルブとシートと0リングとバックアップリング
が入ってるみたいです。 今度壊れたらリペアキットを買って修理してみます。
Oリングだけだとパーツリストにサイズが出てるので汎用品が買えます。

高圧ホースは両端に3/8PTのオスネジを付けてもらって5Mで2500円 10Mでは5000円くらいです。 それにワンタッチカプラーを付けました。 ワグナーに付いてたカプラーは3/8のフルテック製 3TSF と 3TSM でした。 それに合うカプラーを探したら

モノタロウで 3/8PTオスメス合わせて1200円くらいで売ってました。 この種類のカプラーは海外製のとは合わないので気を付けないといけません。 よく比べるとオスプラグの形状が違うようです。  
高圧ホースとの接続も ホース側は PTオスやPFメスネジメスシートやPFメスネジオスシートとか種類があります。 今回はPTオスネジをかしめてもらってるのでモノタロウのソケットとはそのまま合います。 プラグとはメスメスアダプターを使って合わせます。
テーパのネジはPTとなってますが、正式にはオネジがR メネジがRcです。
平行ネジのPFはGです。 

圧力計も交換します。 1/4PTの圧力計が付いてましたが、25MPaの圧力計はほとんど1/4G(PF)です。 なのでGネジをRネジに変換するアダプターを付けます。

六角の部分に切れ込みが入ってるのがGネジです。 パッキンが必要です。

アンローダーを調節して12MPaくらいに上げてみました。

最高で15MPaですが12くらいで十分です。 いままで使ってた小型のケルヒャーは8MPaでした。 それとは水量が全然違います。 50Lのバケツがすぐになくなります。

時々バックファイヤーでエアークリーナーでパンと音がします。

それと始動がリコイルを5~6回引かないとかからないのでキャブを清掃します。
メインジェット、パイロットジェット、ガイドホルダー、アジャスター を外して洗浄します。

バレルの中は真っ黒です。

ストレーナーは詰まってませんでしたがゴミが沈殿してました。

フロートバルブは段付き摩耗もなく綺麗です。

この洗浄機のエンジンはロビンのEH252Bです。 キャブレターのボウルを外すときにパッキンが切れたので買います。 

タペットクリアランスを調整します。 冷間時0.1mmでとりました。 

調整前は0.3mmくらいありました。 
タペットカバーを外すとガスケットは綺麗にはがれないので再利用できません。
キャブのパッキンとこのガスケットはモノタロウで売ってました。 

今回使ったエンジン部品。 全部モノタロウで2000円弱でした。 

リコイル一発始動できるようになりました。

アンローダーも再分解してO-リングを交換。 圧力調整を上げると15MPa(150kgf/cm2)出ています。 

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