U62W タウンボックス4WD ターボ用ATをノンターボに積む

U66WタウンボックスワイドとU64WタウンボックスDOHCターボの4速ATはほぼ同じです。

でもU62Wタウンボックスのノンターボとはかなり違います。
今回はU66WのATを修理したのでテストしたいのですが、これをU62Wノンターボに積んでテストします。
タウンボックスはU62Wノンターボ1台しかないので、この車でU61系、U62系、U63、64、65、66 といろいろな
種類のATを積みます。 まずはプロペラシャフトがターボ用とNAでは違うのでヨークを交換します。
ターボ用は太いのでデフのコンパニオンフランジも大きいです。 ターボ用のプロペラシャフトだと
当然デフとの取り付けができないので、NA用のプロペラシャフトに太いヨークを付けます。

トランスファーに刺さるヨークの太さは、かなり違います。 右がU62Wの4WD用

AT本体のテストをするだけなので フロントプロペラシャフトは付けません。 蓋をしてオイルが漏れないように
します。 トランスファーはチェーンを外して4WDを殺してます。 スピードセンサーのローターもU62Wと
同じ値が出るように交換してます。

4WDのターボ用とNA用ではアウトプットシャフトが違います。 2WDは同じなのですが。

トランスファーも違います。 DOHCターボ用とタウンボックスワイドは同じです。 左がNA用です。
3気筒ターボ用はフルタイムになりました。

チェーンは外して組みます。 万が一4WDに入ってしまったら大変ですので。

スピードセンサーのローターはいろんな種類があります。 U62Wも前期と後期では違います。
ターボ用はシャフトが太いので、ローターも内径が大きいです。 識別記号がアルファベットの
大文字と小文字で径が違います。 U62W前期は f で9穴  後期は a で5穴です。
だから Fの9穴のローターをトランスファーに付けます。 

ATのマウントの位置も違うので、ステーを少し修正して使います。

なんとか積めました。

 
 
 
 
 
タウンボックス ミニキャブ で4WDに入らない故障の修理
4WDスイッチを入れても メーターパネルの4WDランプが点かなくて実際2WDしかならない現象のタウンボックス
を修理します。
まず センターコンソールの4WDスイッチに電気が来てるか、スイッチの導通があるかを見ます。
OKなら トランスファーの4WDアクチュエーターに負圧が来てるか見ます。
 
 
 
 
負圧のチューブは2個のソレノイドバルブから来てます。 1個は電源ONで開き もう1個はONで閉じます。
 
 
 
 
トランスファーがOKなら フロントフリーホイルのソレノイドバルブを点検します。
ここに負圧が来てるか見ます。 
今回の修理では負圧が来てるが電気が来てない状態です。
 
 
 
 
 
 
 
トランスファーの4WDエンゲージスイッチを点検しますと抵抗値が変です。 他のトランスファーから取ってきた
スイッチは トランスファーが入ると導通有です。 それと交換すると4WDに入りました。
トランスファーがエンゲージされないとフロントフリーホイルのソレノイドバルブに電源が行かないみたいです。
 
 
 
 
 
 
 
しばらくテストしてると、エンジンが温まると4WDに入りません。 トランスファーは入りま
すが、フロントの
フリーホイルが入りません。 T/FのスイッチはOK フリーホイルの二つのソレノイドバルブのうち一つが
電気が来てるのに動いていません。 新品と交換すると治りました。  ソレノイドバルブなどのコイルを使ってる部品は温まると壊れたり、冷えると壊れたりして点検が難しいです。 不良のソレノイドバルブを検証してみます。
まずは常温時の抵抗は正常です。
 
 
 
 
 
 
ドライヤーで温めてみます。 導通無しになってしまいました。
 
 
 
 
 
冷やしてみます。 抵抗値が戻りました。  電気関係の修理は常温時に正常で、そのまま疑わない場合が
多いので原因追究には思い込みは禁物ですね。 

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