電動工具 バンドソー ストレートグラインダー他 KOSOKU HRB-1130 と言う古いバンドソーですが、通常は手で持ってパイプなどを切断するタイプです。これにスタンドを付けて立てて使います。 コンターマシンのように小物の切断に便利です。 スタンドに立てるためにパイプを長い丸棒に交換します。 スタンドは要らなくなったボール盤の土台部を使いました。 丸棒と土台の径が違うのでスペーサーを製作。 鉄板を皿ネジで取り付けるので穴をすり鉢状に開けてネジの頭を沈めます。 バンドソーの刃が通る所は長穴加工しました。 ついでにベアリング10個交換しました。 鉄板を取り付けようとしたらベアリングを干渉するようです。2mmの鉄板を間に入れて当たらないようにしました。 ボルトを切ったり小物を切ったりするのに大変便利です。 高速カッターでは切れない小物もこれなら端を1mm落としたりも出来ます。 ストレートグラインダー 固定治具 ストレートグラインダーをミーリングバイスに固定する治具を作りました。手で持つ位置の円筒部分に治具を取り付けミーリングバイスで固定します。 アルミブロックを6面そろえました。 フェイスミルで平行を出し手持ちの一番大きいドリル30φで穴を開けます。 ボーリングツールで30φから38.2φまで穴を拡げます。 ストレートグラインダーの円筒部分は精密には出来て無いので径は38.2~38.7mmと少し粗いです。 最小径の38.2mmで穴を開けました。 ストレートグラインダーは持つ部分は38mmでも先端部は50mmφくらいで太くなってるのですり割りを入れただけでは入らないから完全に切り落としてセパレートタイプにします。サイドカッターで切りました。 右側にすり割りを入れて左側を切り落とす時は右側のすり割り分に刃の厚みの板を入れて切りました。そうしないと切り落とす時に右側に傾いてしまって水平に切れないです。 タップ立てて完了です。 締め付けはM8ボルト4本ですが、沈みを入れてキャップボルトで締め付ける予定です。 焼き入れ鋼とかで刃物を使えない時に砥石を回して削ります。 旋盤で使うツールポストグラインダーみたいなものです。主軸は傾ける事が出来るので角度を付けて削ることも可能です。 ストレートグラインダーとツールポストグラインダーで砥石を共有できるようにアダプターを作りました。ツールポストグラインダーの砥石は内径12mmφでストレートグラインダーはエクステンションの先端部分で8mmφです。エクステンションを外すと 23.7mmφでベンチグラインダーとかの内径と同じです。 今回は先端部分に内径12mmの砥石を付けれるようにします。 かなり古いストレートグラインダーなのでネジ規格がUNC1/2と5/16を使ってるようです。 最初見たときはウイットネジかと思いましたが1/2でインチ当たりの山数が13山だったのでユニファイの並目でした。 ウイットネジなら12山です。 5/16もおそらくUNC-18です。 5/16-18 は旋盤でネジ切りしてエクステンションに取付ます。 砥石のセンターが出るように内径12mmに嵌る部分があって砥石の取付はM10のナットで締め付けます。 M10なのでワイヤーホイールとかも取付可能です。当方の旋盤はインチネジしか切れないのでM10はダイスで切りました。 ミリネジを切るのは自作ダイスホルダーを使います。 芯押し台にチャックを付けてダイスホルダーを押しながら回します。ネジが曲がらないので便利です。 マキタ アングルドリル チャック交換 マキタのアングルドリル チャックの爪が欠けてるので交換しました。 チャック取り付けは 1/2-20UNF です。これがなかなか難儀しました。 チャックの爪側の緩み止めの逆ネジは簡単に外れましたが、チャック本体がなかなか緩みませんでした。 17mmの薄スパナで回り止めしてチャックに咥えた六角ソケットを長いバーで回したのですが固くてなかなか緩みません。 CRCを前日からたっぷりかけてたのですが。 おもいっきり力を入れたらスパナが折れてしまいました。 薄スパナだと強度が無いのでアングル部のベベルギヤまで外しました。 5mmの鉄板をバイスで挟み込んで回り止めにしてチャックに咥えた六角ソケットを回してみましたが鉄板はSS400だったのでいがんでしまいました。 最後の手段でベベルギヤとベアリングを外しました。 メガネレンチが入るようになったのでメガネを万力に挟んで思い切り回すとやっと緩みました。 ベアリングはMONOTAROで300円くらいで買えます。 ついでにベアリングも交換します。 チャックを外してアングル部を逆に付けると高速回転が出来ます。 チャックは時々外しておかないと固着して外すのが大変です。 チャックが外れないと高速と低速の変換ができないです。 爪が壊れてるチャックを分解してみます。 ちょうどいいサイズのベアリングレースを外輪の尻に当ててチャックの先をたたくとスポッと抜けました。 反対側に抜けるタイプもあるようです。 爪はマーキングしておいて同じ位置に戻します。 綺麗にしてグリス入れて組んだらすごくスムースに動きます。捨てるのがもったいない感じです。 ポリッシャー修理 東芝 PO-125S1 昔知り合いからもらったポリッシャーですが、どれも動くのですが異音が酷いので修理します。左のが日立製 右の2個は東芝です。 東芝のは同じ形ですが、シャンクのネジがM16とW1/2でそれぞれ違います。当方のマジックパッドはM16で使ってるのでM16のポリッシャーを修理しようと思いましたがM16用のはモーターのコミュテーターが痛んで2個ほどセクションが焼けてました。 M16用のヘッドを使ってW1/2用の本体で使うようにします。 右の東芝製のはローター後部のベアリングが固着してローターシャフトを削ってしまってたので修理は諦めます。 ベアリングはローターの前後にそれぞれ1個ずつとギヤー部に1個の3個だけです。 ローターエンドのミニチュアベアリングは簡単に外れます。 ギヤー部のシャンクを外すのは少し苦労しました。 シャンクの十字溝付きネジは逆ネジでした。特殊レンチは持っていないのでタガネで回しました。 隠れてロックネジも有りました。 シャンクの特殊ネジを緩めてウォームギアを外すとシャンクがベアリングごと外れます。 ウォームホイールとシャフトはキーで留まってます。 ローター前側のベアリングは冷却ファンが邪魔だったのでファンごとプーラーで抜きました。ファンにはプーラーをかけられないので丁度いいサイズのリングを当ててギアプーラーに爪プーラーで抜きました。 ベアリングは普通の規格サイズでモノタロウで買えました。3個全部で400円くらいです。 ファンの羽をつぶさないように半月リングを差し込んでからプーラーで外しました。 古いポリッシャーなのでヤフオクとかで2000円くらいで買えそうですが、どうせベアリングは交換しないと正常には動かない可能性高いので修理してみました。 異音がした時にはもうベアリングはかなり傷んで末期症状です。そのまま使うとシャフトの方が摩耗したりローターがステーターに当たって修理不可になってしまいます。 一見全く同じに見えた2台のポリッシャーもシャンク径が違うだけでなくギアー部の取付ネジが違ってました。W1/2仕様は古いようでネジが旧JIS規格のM5 ピッチ0.9です。 ISO規格ならM5は0.8です。 プラスチックのマジックパッドは取付の所がすぐに割れてくるので鉄パイプを外側にはめて補強しました。 卓上グラインダーのワークポスト製作 202403171850 卓上グラインダーは2台あって1台はワークポストが付いてますがもう1台は付いてないのでワークポストとグラインダー台を作りました。 ワークポストは無くても削れるのですが旋盤バイトを削ったりするには有るほうが便利です。 安物でも2台有れば砥石を4種類付けれるので砥石を付け替える手間が省けます。 202403171510 廃棄のクランクシャフトを切って廃物利用します。 202403171153 クランクシャフトのフライホイールが付く部分も使えそうなので切って穴を開けました。丸棒かパイプを突っ込むのでリーマー通して内径を整えます。 202403171450 ちょうどいい台があったのでそれにパイプを取り付けます。穴はほぼ25φジャストで開けてるので丸棒を24.95φくらいで作ればガタなく可動できそうです。 試しにビニールハウスの1’パイプを少し削って入れてみました。 202403171826 クランクシャフトのバランスウエイトの部分がワーク台になります。パイプジョイントは以前に作ったのが有ったので利用します。 202403171850 もう一個パイプジョイントが有ればいろんな角度とか付けることができます。これだとグラインダー本体の位置を左右にずらす必要があります。そのうち改良していこうと思います。 投稿ナビゲーション 簡易トラッククレーン 修理 ロータリーテーブルを電動化する コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。