中華製 ミニ旋盤 ギア交換 ついでに取付け台も補強

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趣味で使ってるミニ旋盤が壊れました。 モーターは回ってるのに空回りしています。
以前から変速用のギアを交換したいと思っていましたが、いきなり壊れました。
ALIEXPRESSで買ったら安いけど到着まで1か月くらいかかるのでヤフオクでギアを買いました。
変速ギアを交換するには全部ばらさないと出来ません。 ネジ切り用のギアを外します。
CJ0618 Mini lathe Micro lathe C3 
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コントロールボックスを外します。
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モーターを外します
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回転センサー用のプレートを外します。
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樹脂ギアの刃がこぼれてました。
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低速側のギアが完全に刃が無くなってます。
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主軸を抜きます。
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主軸が抜けました。
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キーがかなり固く入ってました。 片端をハンマーで叩いて反対側の端を少し浮かしてヤットコで抜きました。
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ベアリングも交換します。 ベアリング類はそんなにきつく入ってないです。
プーラーで簡単に外れました。
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もう一個のベアリングはプーラーで押し出しました。
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交換部品です。
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パイプやギアを組み合わせてベアリングを入れました。 プレスを使うほどでもないでした。
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主軸を入れます。
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シャフトを入れる時にシャフトと樹脂ギアの内径をサンドペーパーで磨きました。
そのままだと固くてギアがスライドしません。
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小さいベアリングを後ろ側から打ち込むと前側のベアリングが飛び出てくるのでシムで止めながら打ち込みました。
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高速低速切替レバーのボールを入れます。 シフトフォークはレバーのシャフトにポンチが打ってあるのでその凹みにイモねじで止めます。
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モーターを取り付けてベルトのテンションを調整します。
取付け台の補強
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ミニ旋盤は軽量なのでちょっと無理をするとビビったり振動が出たりします。
少しでも改善さすために取付け台を強化します。
このモデルはオイルパンに取り付けるネジ穴がM6なので、M8に変更します。
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M8でタップをたてます。 M10にしたかったのですが、寸法の関係でM8にします。
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スクラップのH鋼をミニ旋盤の下にボルトで留めることにします。
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逆さまにしてる状態です。 旋盤とH鋼の間にオイルパンを挟みました。
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こんな感じです。
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特に意味はないのですがコントロールボックスを移動させました。
ボックス内は切粉が入って故障の原因になるかもしれないので離れてる方が良いかもと思います。
試しにアルミを削ってみましたが、突っ切りでもかなり使いやすくなりました。
ギアを交換したからなのか,H鋼に固定したのが良かったのかはわかりませんが、とにかく良くなったのは確かです。
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速度調整のボリューム抵抗はすぐに壊れます。 前回分解して内部清掃したら直ってたのですが又、回転にむらが出てきたので新品に交換します。
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手持ちのスイッチ無しの5KΩで代用します。  スイッチ無いのでスイッチ端子に行ってた配線をショートさせます。 スイッチ付きのボリュームは左に一杯回してクリック音がしたらスイッチ回路が0Ωになりました。 電源を入れた時にボリュームが右に回ってるといきなり回転するので、それを防ぐための安全装置なのでしょう。

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